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前回記事の続きです。 前回記事を先にお読みください。 【成果】何を成果とするか? http://shakai.at.webry.info/200804/article_8.html Aさん、実は顧客Xから500万円の注文があった。 でも、Bさんが1000万円分の注文をとってきたから数量が足りず、顧客Xに販売できなかった。 上司にAさんは相談した。 上司はグループの成果が大切だとして1000万円の注文を優先して、Aさんの注文には答え切れなかった。 実際にAさんの成果が100%になることを承知しながら、Aさんの成果を95.2%にしてしまった。 この95.2%でもって評価されるAさん。頭の中では「グループの成果も上がり会社にも貢献した。」と考えられる。でもこれで給料や賞与が決まってしまうとしたらモチベーションは下がる。 上司自身は、グループとして成果をあげて給料、賞与も上がる。一方で部下Aさんは給料、賞与は下がる。 さらに、こんな事実があったらどうだろう? Aさんの顧客Xは500万円分の注文増に穴が開いたとして、Aさんの会社とは今後は注文増はしない。今の注文も続けるかどうか検討している。 Aさんに非が無くても、その翌年の売り上げは減少するかも知れない。 このときに、Aさんはどう思うだろう? しかもAさん、500万円分の穴が開いてしまったときにどうやって顧客Xに謝るかで悩み、顧客Xには謝り続けていた。 上司であるあなたは、どうすべきだったでしょう? また、今後どうすべきでしょう? いずれにしてもAさんが、心労を重ねていくことになるだろう。 こういったことが、成果主義に隠れている問題点。 この中でどのようなチームワークが発揮されるのだろう? 一番の問題は「目先の利益」を優先し、将来を考えることをなおざりにする危険性を持っているということ。って思ってしまう。 成果主義、アメリカを見てみると破綻することがわかる。 低所得者向け住宅ローン、いわゆるサブプライム問題。 成果に固執するあまり、破綻するリスクを無視して投資し続けた人たち。 この問題で一番設けたのは、金融証券化した会社。 きっと、金融証券化した会社の人たちは自分たちの成果は最大限に上げただろう。 しかし、この金融証券に手を出した人たちはAさんになってしまった。 でも、Aさんとは違う。 Aさんは個人。サブプライム問題は銀行など。 Aさんは個人であるがゆえに、悩む。 銀行は悩まない。「そんなリスクなんて気づかなかった」の一言。(某xxJ銀行) 成果主義は個人に責任を押し付けるとも考えられるかも? 結局は自己中心的な発想の極みかもしれない。 なんて考えてしまう。 |
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